ニュース Raspberry PiサイズのエッジAIシステムソリューション提供開始のお知らせ

2026.04.01 リリース
当社グループは、高速インターフェースと画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTソリューションを提供するAIOT事業、AI用GPU搭載機等サーバー提供事業を3本柱に事業展開していますが、この度、Raspberry Piサイズのシングルボードコンピュータにより簡便にエッジAIシステム構築が可能なソリューションの提供を開始しましたので、お知らせいたします。
当社グループは、このエッジAIシステムソリューションを2026年4月8日(水)から4月10日(金)まで東京ビックサイトで開催される組込み・エッジ・IoT開発 EXPO【2026春】に出展いたします。
今回、提供開始するエッジAIシステムソリューションは、エッジAIカメラシステムを簡便に構築するためのものであり、第1弾として12 TOPS AI処理部 (NPU: Neural Processing Unit) を持つAIプロセッサを搭載したソリューションの提供を開始いたしました。
実装すべきAI処理に対応して、大規模言語モデル (LLM: Large Language Model) や視覚言語モデル (VLM: Vision-Language Model) も搭載可能な100 TOPS NPUを搭載するシングルボードコンピュータを活用したソリューションも必要に応じて提供することができます。

このシングルボードコンピュータ型のエッジAIシステムソリューションにより、例えば、以下のようなAIシステム構築が容易に可能となります。
・遠くに置いた高解像度のカメラが撮った映像データを長距離伝送させ、且つ、リアルタイムにAIをかけたい。
・AI処理をした映像を遠くにあるディスプレイ/パネルへ長距離伝送させ、且つ、リアルタイムに表示させたい。
・多くのセンサからのデータを一度に吸い上げ、省配線で伝送させ、AIで処理させたい。
 
エッジAIシステムソリューション外観


当社グループでは、中期経営戦略「Innovate100」の実現に向け、エッジAIシステムソリューション提供を始めとして、半導体、AIOTソリューション、AIサーバー等から成る3事業展開を通じてAIの社会実装の加速と、それによる経済社会の生産性向上に貢献していく方針です。

■ 適用ユースケース例
  • 顔認証システム
  • AIカメラ搭載デジタルサイネージ (自動広告など)
  • AIカメラ店舗マーケティングシステム (属性認識など)
  • 駅構内や産業施設における安全監視システム (姿勢認識など)
など

■ エッジAIシステムソリューションのハードウェア概要

[ AIプロセッサ基板 ]
AIプロセッサ基板外観
 
  • プロセッサ     Qualcomm Dragonwing QCS6490
  • AI性能         12TOPS
  • RAM             LPDDR4x 8GB
  • ROM             128GB
  • OS                Android13/ Qualcomm Linux / Ubuntu
  • WiFi              5(2.4G/5G)
  • Bluetooth         BT5.2
  • GNSS              非搭載
  • DCIN              Power Delivery over Type-C 12V/3A
  • 認証                CE、FCC、JATE、RoHS、REACH等
  • 動作温度         0℃~50℃
外部インターフェース 
  • HDMI 1.4出力 (4K30Hz)
  • Display Port over USB Type-C (4K60Hz)
  • USB Type-C (USB3.1 Gen1) x1、USB Type-A (USB3.0) x2、USB Type-A (USB2.0) x1
  • LAN (RJ45)
  • M.2 Mキー (PCIe3.0 SSD x2)
  • MIPI CSI-2 x2カメラ対応
  • 40ピン ピンヘッダー (GPIO/I2C/UART/SPI/I2S/PWM)

[ センシング基板 (HATボード: THSER102A) ]
センシング基板(THSER102A)外観
 
  • Raspberry Piボード互換HATボード
  • Raspberry Piカメラモジュール3にも対応
  • 標準LANケーブルで10m以上の延長が可能
  • Plug & Play:使用開始に必要な全てのハードウェアを内蔵、
  • ソフトウェア設定不要
  • 高度なアプリケーションをサポート
  • HAT on HAT
  • 3ch GPIO拡張

【ご参考】組込み・エッジ・IoT開発EXPO【2026春】の概要
 会期:2026年4月8日(水)~4月10日(金) 10時~17時
 会場:東京ビックサイト 西3ホール 
 ブース位置:W25-16 (※ザイン・モバイルテック ブース内)

組込み・エッジ・IoT開発EXPO【2026春】出展のご案内

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