インタフェースV-by-One® HS plus

V-by-One® HS plusは、V-by-One® HSの系譜を継ぐ、次世代高速シリアルインターフェース・スタンダードです。最大8Gbps/Laneでの高速伝送に対応し、機器内ビデオ伝送分野における、4K、8Kといった高解像度トレンド、120Hzを超える高リフレッシュレートの要求をサポートします。液晶テレビ・有機ELテレビをはじめとした各種ディスプレイ搭載機器における伝送路をスリム化し、ケーブルやコネクタ、ビデオプロセッサICやタイミングコントローラICの削減・小型化を通じてシステムコストや消費電力の低減に寄与します。V-by-One® HS plus仕様はザインエレクトロニクスによりStandard化され、ライセンスプログラムが提供されます。


規格の概要

V-by-One® HS plus Standardは、2008年の発表以降、大型テレビ・パネル分野で広く使われているV-by-One® HSの最終バージョン、Ver.1.52を完全に包含します。V-by-One® HS plusは、従来のV-by-One® HSとの後方互換性を持つモードを「HS Mode」、および最大8Gbps/Laneでの伝送に対応する「HS plus Mode」の2モードを定義しています。それぞれのモードに互換性はなく、ユーザーはいずれかのモードもしくは両方のモードを実装・選択して使用します。
 
V-by-One® HS plus Standardにおける各モード定義


 

V-by-One® HS plus規格の特徴とV-by-One® HSとの比較

V-by-One® HS plusの最大の特徴は、V-by-One® HSのインプリ性をそのままに機能拡張させている点にあります。V-by-One® HSの基本プロトコル、設計思想を踏襲し、現在のV-by-One® HSユーザーにとって導入ハードルの非常に小さいインターフェースStandardとなっています。最大8Gbps/laneへの帯域拡張のほか、イコライザ、伝送路(ケーブル・ロス)を定義により、V-by-One® HS plusユーザーの利便性向上に寄与します。
 
V-by-One® HS v.s. V-by-One® HS plus 比較テーブル


 

V-by-One® HS plusライセンスプログラム

ザインエレクトロニクスはV-by-One® HS plusライセンスプログラムを提供します。V-by-One® HS plusのライセンシーはV-by-One® HS plus Standardの最新バージョンにアクセスすることができます。ライセンスプログラムではV-by-One® HS plus Standardの使用目的別に「Standard User」「IC Developer」「IP Developer」「FPGA IP Developer」の4種類のライセンスを提供しています。以下の表をご参照ください。
 
V-by-One® HS plus ライセンス種別


 

Standard User

V-by-One® HS plus Standardを必要とするユーザー向けのライセンスです。最新版Standardにアクセス可能なほか、V-by-One® HS plusに準拠したFPGA専用IP製品の使用、V-by-One®関連商標の使用が可能です。V-by-One® HS plusに準拠したIC製品・FPGA用IPを検討・使用されるユーザーのほか、V-by-One® HS plus規格に対応した部品モジュールを販売するユーザー向けのライセンスです。ライセンス費用はBase Feeのみとなります。なお、V-by-One® HS plusに準拠したIC製品を使用する場合においても、V-by-One® HS plus Standardにアクセスする必要がない場合は、ザインエレクトロニクスへのライセンス申請は不要です。

 

IC Developer

V-by-One® HS plus Standardに準拠したIC製品を開発・製造・販売するユーザー向けのライセンスです。Standard Userと同様の権利を包含します。V-by-One® HS plusに準拠したIP製品を自社のICに導入するユーザーもこのライセンス種別に該当します。ライセンス費用はBase Feeのほか、ユーザー毎に定義されるAdditional Feeにより構成されます。

 

IP Developer

V-by-One® HS plus Standardに準拠したIP製品を開発・販売するユーザー向けのライセンスです。Standard Userと同様の権利を包含します。ただし、このライセンスにはFPGA向けのIP製品を開発・販売する権利を含みません。ライセンス費用はBase Feeのほか、ユーザー毎に定義されるAdditional Feeにより構成されます。

 

FPGA IP Developer

V-by-One® HS plus Standardに準拠したFPGA専用IP製品を開発・販売するユーザー向けのライセンスです。Standard Userと同様の権利を包含します。ただし、このライセンスにはFPGAを除くIC向けのIP製品を開発・販売する権利を含みません。ライセンス費用はBase Feeのほか、ユーザー毎に定義されるAdditional Feeにより構成されます。  

 

ライセンス申請の手続

V-by-One® HS plusライセンスをご希望の場合は、ライセンス申請フォームより情報入力・送信をお願いします。ご提供された情報を確認のうえ、詳細情報をお伺いさせて戴きます。ご依頼のライセンス内容によってはご希望に沿えない場合もございますので予めご了承いただけますようお願いいたします。ライセンスは契約書の締結後に有効になります。契約締結後にザインエレクトロニクスからInvoiceが発行されますので、Invoiceにしたがってお支払いをお願いいたします。お支払期日までに入金が確認できない場合は、契約書の有効期限にかかわらず、ライセンス契約は無効・失効となります。
 
V-by-One® HS plus ライセンス申請プロセス


 

V-by-One® HS plusライセンスを申請する

V-by-One® HS plusライセンスをご希望される方は以下のライセンス申請フォームへお進みください。  
 

V-by-One® HS plusライセンス申請ページに進む



 

V-by-One® HS plus Standardの詳細を確認する

以下のダウンロードリンクよりStandardの抜粋版にアクセス可能です。
V-by-One® HS plus Standard -the Abridged Edition-

 

FAQ

1. ライセンス契約の契約期間について具体的に教えてください。
     対象となるライセンス種別:全種別

初回の契約期間はライセンス契約の発効日から当年末あるいは翌年末となり、その終了日は発効月により異なります。
以下の表をご確認ください。なお、初回の契約終了日より後は、1年単位の自動更新となります。

契約の発効月 初回の契約終了日
1月-9月 発効日の年末まで
10月-12月 発効日の翌年末まで
2. ライセンス契約終了後は、契約期間中に開発した製品の製造・販売は認められますか?
     対象となるライセンス種別:IC Developer

原則として認められません。
ただし、ザインエレクトロニクス起因でライセンス契約を終了した場合は、所定のライセンス料をお支払いいただくことで製造・販売を継続することができます。

3. V-by-One® HS  plusではなく、V-by-One® HSに準拠した製品の開発を希望します。この場合でもV-by-One® HS plusのライセンスが必要でしょうか。
     対象となるライセンス種別:全種別

はい。関連知的財産をご使用いただくにあたり、「V-by-One® HS plus」のライセンスを取得してください。V-by-One® HSのライセンスプログラムは 「V-by-One® HS plus」のリリースをもって終了しましたが、従来のV-by-One® HS Standardは「V-by-One® HS plus Standard」における「HS Mode」として定義されています。