工業用内視鏡構成例

工業用内視鏡におけるスコープ挿入部は小型、気密性、細径ケーブルによる映像の長距離伝送が求められます。VBOCトランスミッタであるTHCV241Aはセンサから出力されるMIPI®CSI-2信号を低い消費電力でV-by-One HS信号に変換し出力します。CCU部ではイコライザ搭載のTHCV242でV-by-One HS信号を受信しますが、前段にシグナルコンディショナであるTHCV2911を使用することで、より細いケーブルを選択することが可能になります。

CCUのUSB I/F部にTHCX423R10を使用することで、従来のUSB Type A, micro Bコネクタを Type-Cコネクタに置き換えることが出来ます。またTHCV423R10にはUSB3.0に特化したシグナルコンディショナ機能があり、5Gbps信号のUSBケーブルによる減衰を補償します。

可動タイプLCDモニタへ送られる映像信号にはLVCMOSパラレル・バスが用いられるケースもありますが、モニタ/CCU間を可動ヒンジを通じて10~20cmのFFCで接続した場合、レシーバ端でのSetup/Hold違反によるラッチミスを引き起こします。この様なラッチミスによる映像乱れは、CDR方式を採用した1pair LVDS シリアライザTHCV213とデシリアライザTHCV214を使用することで避けることが出来ます。