ニュース 次世代高速インターフェース技術V-by-One® HS plusをFPGA向けに提供のお知らせ
2025.06.16 リリース
~ パートナーシップによるV-by-One® HS plus適用開発・評価プラットフォームの拡充~
THineグループは、高速インターフェースと画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTソリューションを提供するAIOT事業、AI用GPU搭載機等サーバー提供事業を3本柱に事業展開していますが、この度、4K/8Kテレビなど高解像度ディスプレイ内部情報伝送における「事実上の世界標準」であるV-by-One® HS技術を発展させ、コストや消費電力を削減し、欧米などの環境規制に対応する、次世代高速インターフェース標準技術「V-by-One® HS plus Standard」をFPGA(注1)向けに提供を開始することといたしましたので、お知らせします。
当社が提供する高速インターフェース技術V-by-One® HS plusは、2011年に4K/8Kテレビなど高品質ビデオ信号機器内伝送分野のデファクト・スタンダード(「事実上の世界標準」)となり、世界中のパートナー企業とともに高解像度のテレビやディスプレイ、カメラなどの高付加価値化に貢献してきたV-by-One® HSの次世代標準技術です。2023年6月の提供開始以降、V-by-One® HS plusを適用した開発プラットフォームの実現を目的として、V-by-One® HS plus技術の普及に賛同いただいた複数のパートナー企業とのコラボレーションを進めております。
FPGA向けにV-by-One® HS plus技術の適用環境が拡充されることにより、映像機器メーカにおける商品開発、V-by-One® HS plus準拠LSIの開発短縮および利便性向上に寄与するほか、量産フェーズにおいてもFPGAの活用範囲が広がります。特に産業用、医療用ディスプレイ、カメラをはじめとする映像機器においてはFPGAが多用されており、追加部品を抑えてV-by-One® HS plusが導入できることはお客様のシステムコスト低減にも貢献します。
この度、株式会社マクニカが開発・製品リリースしたV-by-One® HS plus対応IPソリューション(注2)は、FPGA向けIPデザインのほか、FPGAメーカが供給する開発キットに対応する評価ボードを同時に提供することで、お客様の開発期間および工数を削減します。
今回のFPGA向け V-by-One® HS plus Standard提供に際して、当社企画担当執行役員の佐々木和久は次のように述べています。「お客様各社でV-by-One® HS plusの適用検討が進むなか、V-by-One® HS plus技術仕様に適用可能なFPGAソリューションがラインアップされることを歓迎します。今後もV-by-One® HS plus技術の普及に賛同いただけるパートナー企業とともに、世界中の映像機器メーカに高品質ビデオ伝送実現手段の選択肢を広げ、お客様商品の高付加価値化に貢献してまいります。」
■ V-by-One® HS plusについて
8K60fpsまたは4K240fpsの高解像度テレビ内の動画像データ伝送方式の比較
※「V-by-One」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
(注1)FPGA: Field Programmable Gate Array の略。LSI 内部の論理回路をプログラミングできる半導体デバイス。
(注2)株式会社マクニカ製 V-by-One® HS plus IP(FPGA向け)製品紹介ページ
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/macnica_products/ip_software/147306/
ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
THineグループは、高速インターフェースと画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTソリューションを提供するAIOT事業、AI用GPU搭載機等サーバー提供事業を3本柱に事業展開していますが、この度、4K/8Kテレビなど高解像度ディスプレイ内部情報伝送における「事実上の世界標準」であるV-by-One® HS技術を発展させ、コストや消費電力を削減し、欧米などの環境規制に対応する、次世代高速インターフェース標準技術「V-by-One® HS plus Standard」をFPGA(注1)向けに提供を開始することといたしましたので、お知らせします。
当社が提供する高速インターフェース技術V-by-One® HS plusは、2011年に4K/8Kテレビなど高品質ビデオ信号機器内伝送分野のデファクト・スタンダード(「事実上の世界標準」)となり、世界中のパートナー企業とともに高解像度のテレビやディスプレイ、カメラなどの高付加価値化に貢献してきたV-by-One® HSの次世代標準技術です。2023年6月の提供開始以降、V-by-One® HS plusを適用した開発プラットフォームの実現を目的として、V-by-One® HS plus技術の普及に賛同いただいた複数のパートナー企業とのコラボレーションを進めております。
FPGA向けにV-by-One® HS plus技術の適用環境が拡充されることにより、映像機器メーカにおける商品開発、V-by-One® HS plus準拠LSIの開発短縮および利便性向上に寄与するほか、量産フェーズにおいてもFPGAの活用範囲が広がります。特に産業用、医療用ディスプレイ、カメラをはじめとする映像機器においてはFPGAが多用されており、追加部品を抑えてV-by-One® HS plusが導入できることはお客様のシステムコスト低減にも貢献します。
この度、株式会社マクニカが開発・製品リリースしたV-by-One® HS plus対応IPソリューション(注2)は、FPGA向けIPデザインのほか、FPGAメーカが供給する開発キットに対応する評価ボードを同時に提供することで、お客様の開発期間および工数を削減します。
今回のFPGA向け V-by-One® HS plus Standard提供に際して、当社企画担当執行役員の佐々木和久は次のように述べています。「お客様各社でV-by-One® HS plusの適用検討が進むなか、V-by-One® HS plus技術仕様に適用可能なFPGAソリューションがラインアップされることを歓迎します。今後もV-by-One® HS plus技術の普及に賛同いただけるパートナー企業とともに、世界中の映像機器メーカに高品質ビデオ伝送実現手段の選択肢を広げ、お客様商品の高付加価値化に貢献してまいります。」
■ V-by-One® HS plusについて
- 最大8Gbps/laneを実現し高解像度・高フレームレート化に対応
- 高性能イコライザを定義することで従来システム構成での高性能化を実現
- ケーブル・コネクタ、LSIの小型化・最適化を通じて、システムコストや消費電力、基板面積の低減に寄与
- 従来技術V-by-One® HSの基本プロトコル、設計手法を踏襲し従来ユーザーの移行を容易化

※「V-by-One」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
(注1)FPGA: Field Programmable Gate Array の略。LSI 内部の論理回路をプログラミングできる半導体デバイス。
(注2)株式会社マクニカ製 V-by-One® HS plus IP(FPGA向け)製品紹介ページ
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/macnica_products/ip_software/147306/
ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。