2022.07.06 リリース

Terra Drone社とザインエレクトロニクス株式会社との業務提携のお知らせ

当社は、2022年7月6日開催の取締役会において、Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:徳重徹、以下「Terra Drone社」)との業務提携を承認いたましたので、お知らせいたします。
本業務提携を通じて、両社は、空飛ぶクルマ時代の到来を念頭に置き、今後のドローンおよび空飛ぶクルマの航空管制技術に対応した通信技術を共同開発するとともに、その社会実装に向けた取り組みを行ってまいります。

1.業務提携の目的および理由
当社グループは、高速インターフェース・画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTの分野で知的財産を創出し様々なソリューションを提供するAIOT事業との2つの事業を柱として事業を展開しており、従来取り組んできたリモート化/省人化/無人化等の新常態への変革をサポートするソリューション提供に加えて、今後、空飛ぶクルマ時代の到来を念頭に置いた場合、きめ細かいドローンおよび空飛ぶクルマの航空管制を可能にする新技術が情報伝送デバイス技術および無線技術の両面から開発されることが必要であると判断し、こうしたニーズに対応したソリューション開発および社会実装を加速するため、ドローン航空管制技術に優れた世界的企業であるTerra Drone社と業務提携することといたしました。

※Terra Drone社の概要
会社名  Terra Drone株式会社
所在地  東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル5階
設立日  2016年2月9日
資本金  90百万円(2022年1月末現在)
代表者  代表取締役 徳重 徹
事業内容 ドローンや空飛ぶクルマ等のエアモビリティにおけるハード・ソフト・サービスの開発及びソリューションを提供

2.業務提携の内容等
本業務提携により、ドローンおよび空飛ぶクルマが今後一層普及するのに対応したリアルタイム航空管制プラットフォームを実現するため、両社は、UTM (注)向けのトランスポンダ通信モジュールの共同開発を行うとともに、UTMトランスポンダ通信モジュールの普及を通じてドローンおよび空飛ぶクルマ市場における安全かつ効率的な航空管制が実現できるように政府関係機関等と連携した取り組みなどを行うこととしております。

3.今後の見通し
本件による連結業績への影響は軽微であります。

(注)UTM:“Unmanned Aerial System Traffic Management”の略。複数の無人航空機がいる空域でも、それぞれの機体を安全・効率的に運航できるようにする航空管制システムのこと。

ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。


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