ニュース 4K 30fps非圧縮PDAFカメラ・キット出荷開始のお知らせ
2021.08.11 リリース
4K 30fps非圧縮PDAFカメラ・キット出荷開始のお知らせ
～i.MX 8M対応リアルタイム4K伝送、センサーフュージョンを容易化～
当社グループは、高速インターフェース・画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTの分野で知的財産を創出し様々なソリューションを提供するAIOT事業との2つの事業を柱として事業展開していますが、この度、デジタルトランスフォーメーションの進展に対応し、産業用に拡大する高解像度カメラやセンサーフュージョンシステム開発を加速するため、4K 30fps 非圧縮出力と高速オートフォーカス方式（PDAF: Phase Detection Auto Focus）に対応したカメラ・キット新製品THSCM101の出荷を開始しましたので、お知らせします。なお、本製品はDigi-Keyでの購入が可能です。
（https://www.digikey.jp/products/ja?keywords=THSCM101）
本新製品THSCM101は、4K高解像度による産業用カメラシステムのユースケースを拡大するため、産業用途でLinux搭載カメラに広く適用されているシステムLSIであるi.MX 8Mに対応するカメラ・キットとして開発しました。
本カメラ・キットは、1600万画素に対応した当社製高速画像処理プロセッサ（ISP: Image Signal Processor）新製品THP7312-Pを搭載、高速オートフォーカスに優れた方式である位相差検出オートフォーカス(PDAF)にも対応しました。4K 30fps 動画像を4.8Gbps MIPI CSI-2によりシステムLSIで活用しやすい非圧縮YUV422形式で伝送できるため、リアルタイム性が必要な用途での使用に適しています。
医療手術用カメラやAR用カメラのように、リアルタイムで高解像度動画像が必要な用途などの利便性を高めることが可能です。また、各分野におけるデジタルトランスフォーメーションの進展に対応して、カメラ画像とLiDARや赤外線サーモグラフィなどとの複数センサー間でのデータの統合や組み合わせが必要なセンサーフュージョン用途に対しても、映像データの圧縮に伴う遅延が無いため、データ取得時点の調整が容易なカメラシステムやProof of Concept機を迅速に構築することが可能となります。
また、当社が本製品とは別途提供している、GUI搭載カメラ開発ソリューションキット（Camera Development Kit：CDK）と併せて用いることで、柔軟な画質調整ができるほか、ISP機能をFPGAで実装するカメラ開発と比較して大幅に開発期間を短縮できます。
■4K30fps非圧縮PDAFカメラ・キットTHSCM101の特長
・i.MX 8Mシリーズ対応カメラ・キット
（IMX258および当社製高速画像処理LSI製品THP7312-Pを搭載）
・1300万画素までの高解像度静止画、4K30fps動画対応
・V4L2 Linuxカメラ・プロセッサ・ドライバ使用可能
（4K2K@30fps, 13M@20fps, 1080p@60fps, 3M@30fpsに対応）
・位相差検出オートフォーカス（PDAF: Phase Detection Auto Focus）と
コントラストオートフォーカス選択可能
・最適に調整された画質
・外付部品不要な4Kカメラ小型基板：35mm×55mm×1.2mm
・個体差調整機能搭載により、製品別個体差の無い安定した画質品質で使用可能
4K30fps非圧縮PDAFカメラ・キットTHSCM101の外観と使用例
THSCM101同梱品
・Linuxカメラ基板（13MPカメラモジュール、MIPI CSI-2出力LSI THP7312-P搭載）
・23cm i.MX8M EVK接続 miniSASケーブル
適応アプリケーション例
・ウェアラブルカメラ
・バーコード・スキャナ
・監視カメラ
・ドローン、ロボティクス、AI用カメラ
・産業用AR（拡張現実）／VR（仮想現実）などスマートグラス用カメラ
・OA用カメラ、ドキュメント・スキャナ
・医療用カメラ
・教育用ICTカメラ、書画カメラ、WEB会議用カメラ
・複数センサー間でのデータ統合が必要なセンサーフュージョン用カメラ
（4Kカメラ画像とLiDARや赤外線サーモグラフィ等とのデータ融合など）
※「MIPI」はMIPI Alliance, Inc.の登録商標です。
ご注意：本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
～i.MX 8M対応リアルタイム4K伝送、センサーフュージョンを容易化～
当社グループは、高速インターフェース・画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTの分野で知的財産を創出し様々なソリューションを提供するAIOT事業との2つの事業を柱として事業展開していますが、この度、デジタルトランスフォーメーションの進展に対応し、産業用に拡大する高解像度カメラやセンサーフュージョンシステム開発を加速するため、4K 30fps 非圧縮出力と高速オートフォーカス方式（PDAF: Phase Detection Auto Focus）に対応したカメラ・キット新製品THSCM101の出荷を開始しましたので、お知らせします。なお、本製品はDigi-Keyでの購入が可能です。
（https://www.digikey.jp/products/ja?keywords=THSCM101）
本新製品THSCM101は、4K高解像度による産業用カメラシステムのユースケースを拡大するため、産業用途でLinux搭載カメラに広く適用されているシステムLSIであるi.MX 8Mに対応するカメラ・キットとして開発しました。
本カメラ・キットは、1600万画素に対応した当社製高速画像処理プロセッサ（ISP: Image Signal Processor）新製品THP7312-Pを搭載、高速オートフォーカスに優れた方式である位相差検出オートフォーカス(PDAF)にも対応しました。4K 30fps 動画像を4.8Gbps MIPI CSI-2によりシステムLSIで活用しやすい非圧縮YUV422形式で伝送できるため、リアルタイム性が必要な用途での使用に適しています。
医療手術用カメラやAR用カメラのように、リアルタイムで高解像度動画像が必要な用途などの利便性を高めることが可能です。また、各分野におけるデジタルトランスフォーメーションの進展に対応して、カメラ画像とLiDARや赤外線サーモグラフィなどとの複数センサー間でのデータの統合や組み合わせが必要なセンサーフュージョン用途に対しても、映像データの圧縮に伴う遅延が無いため、データ取得時点の調整が容易なカメラシステムやProof of Concept機を迅速に構築することが可能となります。
また、当社が本製品とは別途提供している、GUI搭載カメラ開発ソリューションキット（Camera Development Kit：CDK）と併せて用いることで、柔軟な画質調整ができるほか、ISP機能をFPGAで実装するカメラ開発と比較して大幅に開発期間を短縮できます。
■4K30fps非圧縮PDAFカメラ・キットTHSCM101の特長
・i.MX 8Mシリーズ対応カメラ・キット
（IMX258および当社製高速画像処理LSI製品THP7312-Pを搭載）
・1300万画素までの高解像度静止画、4K30fps動画対応
・V4L2 Linuxカメラ・プロセッサ・ドライバ使用可能
（4K2K@30fps, 13M@20fps, 1080p@60fps, 3M@30fpsに対応）
・位相差検出オートフォーカス（PDAF: Phase Detection Auto Focus）と
コントラストオートフォーカス選択可能
・最適に調整された画質
・外付部品不要な4Kカメラ小型基板：35mm×55mm×1.2mm
・個体差調整機能搭載により、製品別個体差の無い安定した画質品質で使用可能
4K30fps非圧縮PDAFカメラ・キットTHSCM101の外観と使用例
THSCM101同梱品
・Linuxカメラ基板（13MPカメラモジュール、MIPI CSI-2出力LSI THP7312-P搭載）
・23cm i.MX8M EVK接続 miniSASケーブル
適応アプリケーション例
・ウェアラブルカメラ
・バーコード・スキャナ
・監視カメラ
・ドローン、ロボティクス、AI用カメラ
・産業用AR（拡張現実）／VR（仮想現実）などスマートグラス用カメラ
・OA用カメラ、ドキュメント・スキャナ
・医療用カメラ
・教育用ICTカメラ、書画カメラ、WEB会議用カメラ
・複数センサー間でのデータ統合が必要なセンサーフュージョン用カメラ
（4Kカメラ画像とLiDARや赤外線サーモグラフィ等とのデータ融合など）
※「MIPI」はMIPI Alliance, Inc.の登録商標です。
ご注意：本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
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〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町9-1 JRE神田小川町ビル3F
TEL 03-5217-6660 FAX 03-5217-6668
URL: https://www.thine.co.jp
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