ニュース LTE Cat.1 bis通信モジュールSIM7672G実網における接続検証完了のお知らせ

2024.04.22 リリース
THineグループは、高速インターフェース・画像処理技術の分野で世界をリードするLSI事業とAI・IoTの分野で知的財産を創出し様々なソリューションを提供するAIOT事業との2つの事業を柱として事業を展開していますが、弊社グループのAI・IoT中核企業である、キャセイ・トライテック株式会社により、このたびLTE Cat.1 bis通信モジュール SIM7672Gについてインターネットイニシアティブ様の実網による接続検証が完了しましたのでお知らせいたします。
LTE Cat.1 bis は3GPPリリース13で規定された新たな通信規格で、従来のLTE Cat.1とセルラー系LPWAであるCat-M/ Cat-NBの間を埋めるものとして期待されております。LTE Cat.1同様に下り最大10Mbps、上り最大5Mbpsをサポートしつつ、通信モジュールサイズ小型化やアンテナ1本※のみでの運用を可能とすることで通信装置全体のサイズ縮小、コスト低減が実現されます。
(※1 通常のLTE Cat.1では2本のアンテナが必要です。 各キャリアでの運用の終了が進められている3G回線においてもデバイス側のアンテナは1本ですので、Cat.1 bisのRF回路設計では3Gデバイス資産の活用も可能です。)

通信モジュールSIM7672G は最新の QCX216 チップセットを搭載した LTE Cat 1bis モジュールで、昨年11月に技適認証を取得しております。この度、株式会社インターネットイニシアティブ様がご提供されるIoT通信サービス「IIJモバイルサービス/タイプI」などの利用が可能となり、弊社グループとしても新たな通信規格としての普及に努めて参ります。



SIM7672 シリーズはUART、USB、I2C、GPIO などの強力な拡張性を持つ豊富な産業用標準インターフェースを統合しており、テレマティクス、計測、監視装置、産業用ルーター、遠隔診断などの主な IoT アプリケーションに最適です。

■ 主な特長
・日本国内の主要なバンドに対応(LTE/FDD:B1,B3,B8,B18,B19,B26,B28  LTE/TDD:B39,B41)
・24mm x 24mmのコンパクトサイズ
・DRXに対応し機器の省電力化に貢献(DRX:0.64s  Sleep Mode消費電力:800μA)
・MACアドレススキャン機能(オプション)

[関連リンク]
SIM7672G製品情報:
https://www.cathay.jp/product/lte/sim7672g.html
株式会社インターネットイニシアティブ様 動作確認済みデバイス:
https://www.iij.ad.jp/biz/iijmobile/device-list.html

ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。

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キャセイ・トライテック株式会社 営業本部
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-24-5  新横浜ユニオンビルANNEX 7F
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URL: https://www.cathay.jp  Email:contact-us@cathay.jp


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