サポート製品FAQThrough GPIOを使用した場合の遅延時間をなるべく小さくするためにはPolling Interval時間を小さくすれば良いですか? またPolling Interval時間はどの程度まで小さくできますか?

使用方法V-by-One HS
Through GPIOでの遅延時間はSub-LinkのPollingタイミングにより大きく左右されます。したがってPolling Interval時間を小さく設定した方が遅延時間のバラつき(最大-最小遅延時間)も小さくなります。

Polling Interval時間はR_SLINK_POL_TIM_UP/DNレジスタにより調整可能です。
最小設定値は
 R_SLINK_POL_TIM_DN=0x018
 R_SLINK_POL_TIM_UP=0
となり、この時のPolling Interval時間は約20us(Typ.)となります。

Polling interval時間に関しては上記の通りですが、GPIO端子間の遅延時間については注意が必要です。
Polling期間中にGPI端子が遷移しても次のPolling期間までは伝搬されません。
したがってGPIO端子間の最大遅延時間はPolling interval時間にPolling時間である約10usを加えた30us程度(OSCのバラつきを考慮した最大遅延時間は38us)となります。

※R_SLINK_POL_TIM_DNレジスタを”0x018”より小さく設定しても、Sub-Link通信時間が約20us程度あるため、これ以上小さくなることはありません。

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