超音波診断装置や心電計などの可搬型検査装置では、様々な場所・人の使用を想定したユニバーサルデザインが必要不可欠です。このためモニタは本体とユニバーサルアームやヒンジで接続されており、LVDSインターフェースでは信号間スキューや不要輻射の観点から接続が容易ではありません。
そこでLVDSインターフェースをTHCVシリーズ製品によりV-by-One®HS信号に置き換えることで、これらの問題を軽減し、モニタ接続部のデザインに柔軟性を持たせることが出来ます。
 


可搬型各種診断装置モニタ接続部のV-by-One®HS化
 

上記例では高解像度パネルLVDS接続からV-by-One ®HS信号への変換例ですが、SVGAやXGAパネル、CMOSパラレル出力からV-by-One HS信号へ変換し、パネル側レシーバデバイスでLVDSへ変換してからLCDパネルへ接続するといった信号に対応できる製品をラインナップしています。

V-by-One®HS transmitter / receiver (THCV series)
UXGA, WUXGA, FullHD : THCV215 / THCV216
SVGA, XGA, WXGA : THCV233 / THCV234

LCD timing controller (THF series)
THF9802

LCD module backlight LED driver (THL65 series)
THL6516THL6517THL6518

LCD module power management (THV3 series)
THV3056THV3543