サポート製品FAQ入力クロックに水晶発振器を使用する場合の注意事項

使用方法GPIO/I2C
THCSシリーズの入力クロック(REFIN)として水晶発振器を使用する場合、THCS製品のパワーダウンやリセットを適切に制御する必要があります。

水晶発振器は電源投入後、出力されるクロック信号が安定するまでに通常数msecの時間を要します。
対してTHCS製品に搭載されたクロックリカバリPLLのロック時間は1msec以下であり、水晶発振器の出力が安定する時間よりも短い時間でロックします。
したがって、リセットやパワーダウン制御を行わずにTHCS製品と水晶発振器がほぼ同時に起動した場合、水晶発振器から出力される不安定なクロックでTHCS製品のクロックリカバリPLLがロックしてしまう場合があります。
この場合、時間経過や温度変化などでリカバリPLLのロックが外れてしまうことがあります。
※一旦PLLのロックが外れても、自動で再トレーニングが実施され再ロックします。

REFINに入力するソースクロックに水晶発振器を使用する場合、THCS製品のRESET端子を制御することで、水晶発振器の出力が安定してからTHCS製品のリセット解除いREFIN信号が安定した状態でクロックリカバリPLLのトレーニング動作を行うようにしてください。。

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