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ZMPフォーラムにおけるSVM新技術発表のお知らせ


2015/08/18

物体検出を可能とし、よりインテリジェントでスマートなSVMシステムへ

 当社は、高速インターフェースや画像処理の分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、株式会社ZMP(本社:東京都文京区、以下「ZMP」)が主催する第7回ZMPフォーラムにプラチナスポンサーとして協賛するとともに、当社のサラウンド ビュー モニター(SVM)新技術を発表することとしましたので、お知らせします。

 当社は、現在、新たな車載用SVM技術を開発しています。車体等の前後左右に取り付けられた4つのカメラにより撮影された映像を、低コストかつ高速に、車体上部の視野から、鳥瞰して見た映像に構成し直す技術です。当社独自の視点変換アルゴリズムにより低コスト化と高速描画を実現し、システムに必要なメモリー容量を従来の1/4から1/3程度へと抜本的に削減するとともに、撮像から描画への遅延時間の削減が可能です。これにより、高性能SVMシステムを、高級車のみでなく軽自動車・中級車にも適用可能性を拡大することが可能です。
 さらに当社が新開発したSVM技術は自動車等物体検出を可能にしました。モニター画面で周囲の状況を見て確認すると同時に、SVMシステムが物体の存在を知ることで運転者への警告が可能となるなど、インテリジェントな応用が可能となります。
 第7回ZMPフォーラムにおいては、ZMPが開発した自動運転車研究開発用RoboCar® 1/10に、当社が今回新たに開発した高速描画・低コスト対応、物体検出機能搭載型SVM新技術を適用したデモをご紹介いたします。


 なお、当社のSVM新技術は、カメラから撮像されたフルHD高解像度データを1ペア線のみでリアルタイム伝送可能な高速インターフェースV-by-One® HS技術を併用した場合、前後左右等に設置された複数の車載カメラとサラウンド ビュー コントローラとを接続する情報伝送のための銅ケーブル本数を従来のLVDS伝送に比べて1/6へと抜本的に削減することも可能です。これにより、メモリー容量とケーブル本数の抜本削減とこれに伴う重量の抜本削減が可能となり、従来のシステムに比べて燃費の改善に貢献することができます。

 また、当社は画像処理用LSI(ISP: Image Signal Processor)の技術も保有しています。車線認識・逸脱警報等を行う先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driver Assistance System)機能を持つドライブレコーダでの採用実績があり、こうした高速処理・高解像度対応ISP技術を搭載すれば、撮像物の画像認識にも貢献できます。また、当社独自の可視光・赤外光(RGB+IR)同時処理技術および霧補正技術により、夜間や霧状環境下での視認性を高めるなど車載カメラに必要な画像処理の選択肢を拡げることができます。

 こうした当社の技術開発成果は、車載機器市場のほか潜在的には、無人飛行ロボット(ドローン)市場や、物流ロボティクス搬送機器市場、その他ロボティクス市場など広範な市場においても適用可能です。今後とも、くるまの目の機能を支える「視神経」に対応した技術を中心として、くるま関連技術の発展に貢献してまいります。

(注)「V-by-One」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
 
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