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産業機器、民生機器向けフルHD対応LVDS新製品市場投入のお知らせ


2014/11/10

-最適な機能絞込みにより低価格化と小型化を実現-

 当社は高速インターフェースや画像処理の分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、セキュリティカメラ等の産業機器や3Dプロジェクター等の民生機器などフルHDの高解像度化に対応したLVDSインターフェース新製品THC63LVD1022を量産品質での出荷開始いたしましたので、お知らせします。

 今回、市場投入を開始したTHC63LVD1022は、当社が長年ディスプレイ分野で培ったLVDSインターフェースのノウハウを用いて開発致しました。現在SD解像度(Standard Definition)機器の割合が高くなっているセキュリティカメラやネットワークカメラ市場など産業機器や民生機器において、フルHD水準での高解像度化をサポートするために開発されたLVDSインターフェースです。これらのアプリケーションで必要なDual-in/Single-outモードに限定した製品とすることにより、低価格化と小型化を実現しました。

 現在、セキュリティカメラやネットワークカメラ市場においては、特定物の判別などのために高解像度を必須とする性能要求の増加や、中国、欧米等を始めとする世界的なセキュリティカメラの新規導入・買換え需要の増加に伴って、メガピクセル・カメラの割合が増加傾向にあり、今後もその割合が急速に増加することが見込まれております。
 こうしたカメラ市場に向けて、当社では既に、130万画素HD(High Definition)カメラの高解像度の市場向けにTHC63LVDM87やTHC63LVDF84B、200万画素を越えるフルHDカメラ市場向けにTHC63LVD827とTHC63LVD1024を用いた事業展開をしてきました。しかし、昨今の高解像度化の潮流や数量の急速な増加傾向を踏まえて、THC63LVD1022を量産出荷することにより、メガピクセル・カメラ市場におけるほぼ全てのLVDSインターフェースをカバーするラインナップを取り揃えました。
 また、セキュリティカメラ以外にもプロジェクターや医用電子機器など従来LVDSインターフェースが多く利用されている分野におきましてもさらなる高解像度化が進んでおります。

 THC63LVD1022は、こうした市場トレンドに対応して映像機器の高解像度化に対するサポートが期待できる製品です。従来の当社同等製品(例えば、パッケージLQFP144ピン)と比べて実装面積が約1/2に削減でき、コストパフォーマンスにも優れたソリューションを実現することが可能です。

■THC63LVD1022の写真


■THC63LVD1022の特長
・LVDS 2port(Dual Link) to TTL/CMOS 1port変換
・単位画素当たり30ビット(10億7千万色対応)
・広範囲周波数対応: 20Mpps ~ 150Mpps*
 (* pps: pixel per second [1秒当たりの画素数])
・出力ピンのデータ割付変更機能
・パッケージ:TQFP100ピン
・3.3V単一入力電圧
・各種環境規制適合(EU RoHS等)

■アプリケーション
・セキュリティカメラ / 産業用カメラ
・プロジェクター
・医療用モニターなど医用電子機器
・複写機 / 複合機
・STB(セットトップボックス)

(注)Low Voltage Differential Signaling (小振幅差動信号伝送) の略。コンピュータなどの機器間の接続のために開発された高速データ伝送規格の一種。大容量高速伝送が必要なテレビ市場における30ビット(10億7千万色)対応LVDSはザインエレクトロニクス株式会社が業界初量産製品(同製品発表時点当社調べ)を市場投入して技術を牽引してきた実績を持つ。
 

 
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