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SID学会での新高速インターフェースCalDriCon®論文発表のお知らせ


2011/05/19

 当社は、高精細テレビ、携帯電話用画像処理LSIなどの分野におけるミックスドシグナルLSIのリーディング企業ですが、この度、小サイズかつ低ノイズを両立させた液晶ドライバ用の新しい高速インターフェースCalDriCon®技術について、世界最大の情報ディスプレイ学会であるSID(Society for Information Display)において論文発表しましたので、お知らせします。

発表論文
 当社が論文発表した学会は、2011SID International Symposiumであり、本年5月17日から20日まで米国ロサンゼルスで開催されています。
 当社が発表する論文は「自動キャリブレーション機能による高リフレッシュレート大型パネル向けソース同期型2ギガビット・インターフェース」であり、当社が4月に量産出荷を開始したCalDriCon®においても適用している新技術です。

内容および適用市場
 高精細テレビ市場は、解像度の伸展を上回る速さでより高速のビデオ信号伝送速度が求められてきており、従来のドライバインターフェースではシグナル・インテグリティ確保が困難な状況となってきました。クロックデータリカバリ方式の採用を含めた様々なインターフェースの提案がなされたものの一長一短がありました。
 当社が独自に開発した自動キャリブレーション機能によりアシストされたドライバ接続手法では、2Gbps/レーンの高速化を実現しつつ、ソースドライバ側で課題となるアナログ回路を必要最小限の構成とし、ピン数を削減しながら簡便なアーキテクチャが可能となることが、4K×2K(3840×2160)ピクセルの画素数を持つ超高解像ディスプレイパネルを用いた当社の研究開発によって確認されました。これにより従来のドライバインターフェースで課題となっていたスキュー(伝送情報とクロックのずれ)問題がなく、安定的な高速動作が可能となります。

国際情報ディスプレイ学会(SID)について
 国際情報ディスプレイ学会(SID: Society for Information Display)は、6000会員からなる世界最大の情報ディスプレイ学会であり、技術またビジネスの専門家達により構成されています。年に1度、シンポジウム、セミナー、展示会が同時開催されます。2008年開催のSID においては、Samsung Electronics Co., Ltd. とLG Displayのそれぞれの論文において新しい高速インターフェースとしてV-by-One®が紹介されました。

(注)「V-by-One」および「CalDriCon」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。