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スマートフォン向け1300 万画素対応画像処理用LSI のサンプル出荷のお知らせ


2011/11/07

 当社は画像処理や高速インターフェースの分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、業界で最高速の画像処理スループットと最小パッケージサイズでありながらも、低消費電力及び低コストを実現したスマートフォン向け1300万画素対応の画像処理用LSI(ISP:Image Signal Processor)の新製品THP7212を開発し、サンプル出荷を開始しましたので、お知らせします。

 今回、開発した画像処理用LSIのTHP7212は、スマートフォンが広く浸透しつつある中で、搭載されるデジタルカメラの解像度が向上しているトレンドに対応したものです。画質にこだわる当社の独自の画像処理技術により、充実した画像補正・カメラ機能を低コストで実現しました。
 通常の自動補正機能(オートフォーカス、オートホワイトバランス、自動露出補正等)に加えて顔検出、強力な暗部補正、動画手振れ補正、2D/3D変換機能等をハードウェアにて搭載している点にも特長があり、失敗の無いカメラ撮影の機会を拡大できます。
 また、新製品THP7212は独自アーキテクチャーと高速インターフェースの採用により、約0.09秒という高速起動が可能であり、シャッターチャンスを逃しません。
 さらに、スマートフォン端末内部の容積を有効に活用できるよう、パッケージはWLCSP(Wafer Level Chip Size Package)を採用し、1300万画素という高解像度に対応しながらも、3.8mm×3.8mmという業界で最小のチップサイズで、従来品に比べても約4分の1以下とすることができました。
 従来の手振れ補正等に対応したISP製品の多くはフレームメモリを内蔵していましたが、当社はこれを不要とする独自技術開発に成功しました。この新技術により、ISP製品の大胆な低消費電力、コスト削減を可能にしています。
 この新製品THP7212は、セキュリティ、車載カメラ、アミューズメントなど今後成長の見込める画像処理応用分野においても新たな付加価値を提供することができ、本新製品の量産は2012年第1 四半期より開始する予定です。

当社ではスマートフォン端末を始めとした成長市場の拡大に対応した事業展開を図ることにより、画像処理用LSI 事業を拡大していく計画です。

■THP7212 の写真


■THP7212 の特長
 -各種センサ補正機能(黒レベル補正(色別対応)、欠陥補正(連キズ対応)、シェーディング補正、デモザイク、静的ゴミ補正)
 -適応型画像信号処理機能(ノイズリダクション、エッジ強調、多軸色補正、ガンマ補正、暗部補正、記憶色補正)
 -オート系処理機能(自動露出補正、オートフォーカス(マルチポイント、コンティニアス)、オートホワイトバランス、オートフリッカーキャンセル、オートストロボ調光、オートシーン検出)
 -各種画像処理機能(ハードウェアによる顔検出と動画手ブレ補正、デュアルPLL、JPEG (Scalado SpeedTagsTM対応)、デジタルズーム、リサイズ、左右反転、ハードウェアによる2D-3D変換、特殊効果フィルタ、周辺機器制御、フラッシュ(LEDフラッシュ、キセノンフラッシュ)等)
 -お客様の要求にカスタム対応可能なファームウェア
 -小型パッケージWLCSP81ピン(3.8mm×3.8mm×0.61mm)

(注1)スマートフォン用ISP量産製品における当社調べ(発表日現在)による。
ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。