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車載3Kパネル向け伝送ソリューション日本初公開のお知らせ


2016/06/22

 当社は、高速インターフェースや画像処理の分野で日本発の技術で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、2016年6月29日から7月1日までポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて開催予定の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016名古屋」において、株式会社ジャパンディスプレイ様(本社:東京都港区、以下「ジャパンディスプレイ」)の車載用高精細3K液晶パネル向けに当社独自技術であるV-by-One® HSを用いた伝送ソリューションを日本の展示会で初めて公開いたしますので、お知らせいたします。
 この3K対応高速伝送技術は、ヒロセ電機株式会社様(本社:東京都品川区、以下「ヒロセ電機」)のブース(No.61)において展示されます。

 当社は、車載インフォテインメント用フルHD向け表示制御LSI製品を国産車純正品用途および電子ミラー用途などで量産出荷しております。
 今回搭載したV-by-One® HS技術は、日本メーカーである当社が、世界市場で独自技術の浸透を図り、4Kテレビ内部の高速インターフェース技術のデファクトスタンダード(事実上の世界標準)として全世界市場で活用されるに至ったものです。当社はV-by-One® HS技術によりフルHD映像をケーブル1本のみで伝送が可能な車載品質のLSIチップセットを世界で唯一(注1)、量産しております。自動車内の長距離伝送が可能であるため、ケーブルやコネクタを含む伝送システムの軽量化と低コスト化に寄与することが期待されます。
 
 車載液晶パネルについても高解像度化のトレンドが見込まれており、お客様においては、一層の高精細製品の開発が進められております。今回の展示では、ジャパンディスプレイ製車載3K(注2)液晶パネル内部の高速データ伝送のために、V-by-One® HS技術およびヒロセ電機の高速伝送高品質コネクタ技術を適用したシステムの展示を行います。
 高解像度画像データを伝送する際に従来の伝送技術を用いる場合、画像エンジン部分と表示制御部分の間で20対のケーブルが必要となりますが、V-by-One® HSを用いることにより、10分の1の2対のみのケーブルで高速データ伝送が実現できます。こうした特長を活かし、今回の技術展示においては、V-by-One® HS伝送およびこれに対応した高精細3K表示制御技術を発表いたします。
 
 高速伝送ソリューションに加えて、今回の展示においては、車載サラウンドビューモニター(SVM)システムも展示いたします。SVMシステムは、自動車などの車体の前後左右に取り付けられたカメラにより撮影された車外の映像を、車体上部から鳥瞰した映像に構成し直す技術であり、現在、カメラの高解像度化が進展しています。
 当社はこうしたトレンドを受けて、HDの高解像度に対応した車載SVMシステム伝送技術を実証開発しております。フルHD高解像度をケーブル1本で伝送可能なV-by-One® HSの最新製品THCV231 / THCV236およびヒロセ電機の車載対応高信頼性同軸コネクタを搭載しています。
 これらの特長によって、ケーブル本数を増やすことなく高解像度の映像をSVM用の高速演算処理回路基板まで長距離高速伝送できます。コネクタは従来一般に使用されてきた製品よりも省スペースが可能となり、システムコストの削減に寄与するとともに、ケーブル増加に伴う燃費低下も防ぎます。
 
 当社は、高精細化が進む車載画像表示や車載カメラのトレンドに対応して、V-by-One® HS技術と表示制御技術の開発に取り組み、新技術の付加価値を市場に提供していく方針です。
 
(注1) 発表日現在、当社調べによる。
(注2) 車載3K:画素数2880×1080による高解像度表示技術。フルHD解像度の1.5倍に相当。
(注3) 「V-by-One」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。
ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
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