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ザインエレクトロニクスに集う社員の熱い思いを語るコラムやストーリー、
また、これまでお客様にご評価いただいたソリューションの一部をご紹介します。

営業企画コラム

HD→FHD→4Kへの変遷と共に、V-by-One®開発秘話

次世代高速インターフェイスとしてデファクトスタンダードとなったV-by-One®。 その知られざる開発秘話を少しだけご紹介いたします。

はじめに

zoom  このコラムをご覧いただいている方々の中には私たちがフラットパネル・ディスプレイ用映像伝送技術をコア・コアコンピタンスとしてビジネス展開を行ってきたことをご存知の方も多いかと思います。中でも私たちが推し進めているギガビット伝送インターフェース規格”V-by-One® HS”は4K2KLCDパネルのデファクト・スタンダードとなり、その他多くの分野でもお使いいただけるようになりました。

 

本コラムではLVDSの時代から現在のV-by-One® HSに至るまでのTV市場におけるザインエレクトロニクスの取り組みを中心にお話したいと思います。

LVDSと言えばザイン?

現在皆さんのご家庭にある液晶TVの多くは”フルハイビジョン倍速対応”や”4倍速対応”と謳われたものが多いのではないかと思います。

そしてこれらのTVで使われている液晶パネルと映像処理プロセッサを繋ぐインターフェースには7bitのパラレルデータを1bitのシリアルデータに変換し小振幅差動信号で伝送する方式が使われています。ここではこれをLVDSと呼ぶことにします。
 

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LVDS方式自体は私たち独自のものではなく、さまざまな分野で使われています。

筆者もザインエレクトロニクスに入社する前から液晶パネルインターフェースとしてLVDSを使用していました。当時の筆者は映像処理システム回路設計エンジニアであり、アナログ信号としてのLVDSには興味がなく単なるインターフェースのひとつとしか考えていませんでした。筆者が使用した多くのLCDパネルで”推奨トランスミッタIC:ザインエレクトロニクス社製THC63xx”と言うのを目にしていたにもかかわらずあまり気にしたこともありませんでした。

その後ザインに入社して分かったことですが、LVDSを古くから使用している業界ほど意外にも?ザインファンが多いことに驚きました。

こういったお客様はザイン製品のみならず様々な製品をお使いいただいた結果としてザイン製品に戻ってきて頂いているお客様です。このようなお客様との信頼関係が”LVDSと言えばザイン”という構図を生み今日に至っています。

ポストLVDS

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LVDS方式は10年以上前から使われていますが、皆さんもご存知の通りこの10年の間にTVは急速な進化を遂げました。10年前のTV用液晶パネルと言えばHD(WXGA)主流であり(出荷量としては4:3のVGAの方が多かったかもしれません)、昨今話題の4K2Kパネル解像度の約1/8です。加えて液晶の弱点と言われる応答速度を改善するためにリフレッシュレートも2倍(100/120Hz駆動)が当たり前になっていますので、情報量としては16倍となってしまいました。WXGAの場合は6対のLVDS信号(データ:5対、クロック:1対)で良かったのですが、4K2K 120Hz駆動となるとなんと16倍の96対!が必要となってしまいます。半導体は微細化による集積化が望めますが、LSIやコネクタのピン数やケーブルの本数はそう簡単に集積化できませんので、そのままLSIのパッケージサイズや基板面積、結果的にコストに大きく影響してしまいます。
私たちが4K2Kという今のこの状況を予見していたかと言われると嘘になるかもしれませんが、解像度化や応答速度の改善は私たちのみならず多くの方々が望んでおられたかと思います。特にTV分野でLVDSを通じて多くのお客様にご支持いただいていたザインとしては、こういう状況にどの様なソリューションを提供していくべきか、ポストLVDSとしての必要条件はなにかについて議論を重ねました。
 
より詳しくは、こちらのSerDes開発コラムで解説しています。

(以上)

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