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5Gbps高速信号対応 超低消費電力 汎用リドライバ新製品の量産出荷開始のお知らせ

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2018/03/06

~デュアル・チャネルのシグナル・コンディショニング機能を小型パッケージ化した汎用リドライバ製品~

 当社は、高速インターフェースや画像処理の分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、5Gbpsの高速信号に対するデュアル・チャネルのシグナル・インテグリティ(注1)確保を実現する超低消費電力 汎用リドライバ新製品THCX222R05を2018年3月より量産出荷することとしましたのでお知らせします。
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 昨今の大容量データ伝送を高速に実現するインターフェースは、CML(Current Mode Logic)を高速差動伝送の物理層に用いる方式が採用されています。実際、市場で用いられているCML採用の高速伝送インターフェース例をあげると、当社の高速伝送技術V-by-One® HSを始めとして、USB3.1、DisplayPort等(注2)があり、伝送速度は5Gbps程度となっています。これらの高速伝送インターフェースは大容量データ伝送を実現できる反面、伝送路システム設計者は5Gbps程度の高速信号に対するシグナル・インテグリティをいかに確保するかという共通の課題が生じます。
 今回、量産を開始するTHCX222R05の特徴は、5Gbps程度のCML採用高速伝送インターフェースに対応するデュアル・チャネルのシグナル・コンディショニング機能(注3)を小型の30ピンQFNパッケージ(2.5mm×4.5mm)に搭載した点です。この特徴により、ユーザーはシグナル・インテグリティを改善したいCML採用高速伝送インターフェース伝送路に、小面積の本デバイスを挿入するのみで信号品質改善を図れます。本デバイスのシグナル・コンディショニング機能であるイコライザのゲイン設定は、外部ピンで16段階切り替える仕様であり、ユーザーは入力波形のゲイン補正量を細かく調整できます。このデバイスは3.3V単一電源で動作し、4つの動作モードを準備していることから、インターフェースの動作状況に従いデバイスを適切な動作モードへ切り替えることで超低消費電力も実現できます。
 新製品THCX222R05の量産出荷開始に当たり、当社代表取締役社長 高田康裕は次のように述べています。「市場で用いられているCML採用の高速伝送インターフェースの信号品質課題に対し、当社は保有するシグナル・コンディショニング技術を応用し、小型1チップで複数のインターフェース共通の課題を解決するソリューションを準備いたしました。5GbpsのCML高速伝送にTHCX222R05を適用することにより、通常よりも長距離への情報伝送や、より細いフレキシブルなケーブルによる伝送、より安価なケーブルでの伝送などが可能になります。本製品の市場投入に加え、さらに高速信号対応リドライバの後継製品ラインナップを拡充していくことにより、今後ともV-by-One® HS並びにCML採用の高速伝送インターフェースを使用するお客様の製品の付加価値の向上に貢献し、お客様の更なるニーズにお応えするソリューションを提供していく方針です。」


■THCX222R05の特徴
・CML対応リドライバ機能 (1入力1出力×2チャネル)
・受信側イコライザ機能 +11.6dB@2.5GHz
・送信側出力振幅制御機能
・3.3V単一電源駆動
・パッケージ:QFN 30ピン(2.5mm×4.5mm, 0.4mmピッチ, Exposed Pad)


THCX222R05の写真

※「V-by-One」はザインエレクトロニクス株式会社の登録商標です。

(注1) 送信端と受信端の間に構成される伝送路に流れる信号の品質を指す。伝送路としてはプリント基板やケーブルが想定される。
(注2) USB3.1 Gen1の伝送速度は5Gbps、DisplayPort v1.2は5.4Gbps。
(注3) 信号伝送の高速化と長距離化を達成するために、伝送時に減衰する波形成分を信号送信側と信号受信側において補償する手法。大きく分類すると3つの手法があり、送信側で実施するプリエンファシスとデエンファシス、受信側で実施するイコライザとなる。THCX222R05はイコライザを搭載。

ご注意:その他本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
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